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You've got a Friend(君のともだち)

You've Got A Friend
この曲を聴くと、低迷期のピンク・レディーの様子が伺えるようである。

君のともだちミーとケイは友達であった。しかし、いつしかそれはその友達という簡単な存在から本人たち曰く「戦友」となった。

そのことが何を意味するのか?ファンの方たちなら察しがつくことであろう。


この曲「You've Got a Friend」はキャロルキングの大ヒットナンバーである。
ピンク・レディーの二人がこの曲を歌ったのは80年のこと。
NBCでのレギュラー番組第1回目でも披露しているが、渡米直前、日本のライブでも披露している。

80年のピンク・レディーはまさに苦悩の日々を過ごした・・・
プロジェクトの巨大化に伴い二人の精神もゆがんでいった。
ただ、純粋に歌うことが、好きだった二人は巨大な戦略の渦の中でもがき苦しみそれでも歌うことに賭けた。

そのひずみは思いも寄らないところから崩れ始める。

アメリカでの仕事はその頃の二人にはあまりにも大きすぎた。
でも、巨大化したプロジェクトは彼女らの甘えを許せるほどの余裕はなかった。

とにかく前に前に進むことだけを要求され続けた二人は必死に動かなくなりかけた足を前に進めようと努力する。
「もう出来ない」そう口から出ようとする気持ちを必死にこらえて・・・

そんな彼女たちピンク・レディーの気持ちを代弁するようにこの曲は聴こえる。

君のともだち
心に染みる曲ではないか。

NBCでの第1回目でこの曲を歌うとき彼女たちはどんな気持ちで歌っていたのであろう。

君のともだち。

ブームは去っても彼女たちの本当の姿を受け止めるファンは大勢いた。
ただ、マスコミの力が彼女たちを冒涜しただけなのだ。

君のともだち。

キャロルキングのこの曲はそんな彼女たちのひとつのオリジナルソングととらえよう。


キャロルキングといえば・・・96年再結成の時ディナーショーで歌ったケイちゃんのIt'sTooLateもこのキャロル・キングの曲でしたね。

この文章が理解しにくいかも知れませんが、要するに辛い立場にいるとき、支えてくれるのが本当の友達ということですね。
これは、ミーからみたケイともとれるし、ケイからみたミーともとれる。
そしてもっと大きい意味でファンからみたピンク・レディーでありピンク・レディーからみたファンでもある。
そんな意味からみてこの曲を歌うミーとケイにはどこか切なさと淋しさを感じたものなのです。



つづれおり

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  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2004/04/21
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ベスト・オブ・キャロル・キング

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つづれおり(紙ジャケット仕様)

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ウォンテッドとWANTED

ウ~WANTED!!
ピンク・レディーでお馴染みウォンテッドである。
同じ楽曲名でヒットを飛ばしたことで有名なのがザ・ドゥーリーズ。
実は当時(79年)の小学生の学習雑誌にこのことが書かれていた。
その時は、歌手名なども書かれておらず、ピンク・レディーと同じタイトルのヒット曲と載っていたのである。

最近、(・・・というかいつもだけど・・笑)ディスコサウンドの曲をよく聴くが、ピンクファンだからなのか?そうではないのか?分らないが・・・多分ピンク・レディーが好きだからなのだろう。

この曲よく聴く。

楽曲的にはま~ったく違う曲なのだが・・・(あたりまえ!?)

 思い返せば僕がこの曲をフルで初めて聴いたのは・・高校2年くらいのときだっただろうか?考えてみればこの曲がヒットしてから5年近く後のことである。
たまたま聴いていたラジオで流れていたのだ。

PINKLADYとはまったく違う楽曲なのに、タイトルだけが一緒ということで親近感を憶えた記憶がある。
単純だけどファンなんてのはそんなものかも知れないな。

79年7月発売のこの曲でドゥーリーズは一躍トップスターの座に。
79年7月といえば、PINKLADYのKiss in the darkがアメリカ、ビルボード誌でTOP40に入った頃であろうか?
不思議な因縁のようにも思う。

ディスコサウンドが全盛だった70年代。
この曲ももちろんブラックテイストがふんだんに盛り込まれた1曲であることは間違いない。
イントロ短めで最初のフレーズにインパクトがあるしね。
でも、どうしても僕はWANTEDはシャウトして欲しくなってしまう。
ウォ〜ンテッではなくウォデッ!!である。(笑)

PINKLADYがこの曲をカバーしたことなどはないが、もしカバーしていても面白いかな?なんて想像することもある。
多分また違ったイメージのWANTEDが出来上がるかもしれませんね。





シングル・コレクション

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