SSブログ

I Love How You Love Me フィル・スペクター

このBlogの最初の方に「忘れたいのに I Love How You Love Me」という記事がある。
ピンク・レディー全盛期のコンサートでエンディングを彩った名曲だ。
その名曲のことを調べているうちに面白い事実が判明した。

このI Love How You Love Meという曲は1961年、当時全米で第5位にランクされる大ヒットとなったらしい。
そしてこの曲を歌ったのが1954年、当時まだ10代でデビューしたパリス・シスターズ。その名の通り3姉妹です。
デビュー当初ヒット曲に恵まれなかったパリス・シスターズはあるプロデューサーとの縁で一躍スターダムにのし上がることとなった。
そのプロデューサーがフィル・スペクターという方。
このI Love How You Love Meはフィル・スペクターがプロデュースした2曲目の作品らしい。
1961年から62年にかけてヒットを飛ばしたそうです。
パリス・シスターズは以後色んなレーベルを転々とし活動を続けていたとか?



Pink Ladyが歌ったものはこのオリジナルより後半部分がもっとゴージャスなアレンジでこの曲の後からエンディングに行くサウンドがとってもよかった。
いわゆる派手ってやつです
前田憲男さんなんかが関わっていたせいでしょうか?
終盤が特に好きなパターンなのですPinkLadyのは。

さて、ではここでそのフィル・スペクターの作品について書いていきます。
彼のプロデュースした作品にはあの有名なBeMyBabyがありました。
60年代のアメリカンポップスにはなくてはならない存在だったのですね~
Be My Babyといえば歌ったのがロネッツ
そしてこの曲は1987年映画ダーティ・ダンシングでオープニングに使用された曲でもあります。
ダーティ・ダンシングは音楽にあのマイケル・ロイドが参加していたことでここでPink Ladyとの繋がりが出てきました。
ご存知アメリカでのナンバーKiss in the darkなどを手掛けたのがマイケル・ロイド
こんなところでPink Ladyと繫がるなんて・・・面白い展開になってきましたよ~

「ダーティ・ダンシング」オリジナル・サウンドトラック~アルティメット・エディション

「ダーティ・ダンシング」オリジナル・サウンドトラック~アルティメット・エディション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/09/22
  • メディア: CD



でも、もっと面白いことがありました。
それはやはりこれもこのBlogに記載しているクリスタルズです
Da Doo RonRonという曲をやはりPink Ladyはステージで歌っていましたがそれを歌っていたクリスタルズもこのフィル・スペクターという方のプロデュースによるものだったのです。
これにはビ~ックリ

あのビートルズとの親交も深かったというフィル・スペクター
彼の残した功績はあまりにも大きかったのだと言えます。
そんな彼の足跡をPink Ladyはステージで披露していたのです。
世界を問わず名曲はやはり!いつまでたっても色褪せないものなのだと感じます。

そして今は12月クリスマスのシーズンです
彼から送られたクリスマス・アルバムで今の季節過ごすのも良いかも?知れませんね~

クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(紙ジャケット仕様)

クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2007/12/05
  • メディア: CD



最後にフィル・スペクターと調べる上でお役に立たせていただいたページです
音の壁を築き上げた孤独な天才
フィル・スペクター
フィル・スペクター
そしてパリス・シスターズについては
ザ・パリス・シスターズ
本当にありがとうございました。


フィルズ・スペクトル・フィル・スペクターの時代

フィルズ・スペクトル・フィル・スペクターの時代

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pヴァインレコード
  • 発売日: 2003/10/25
  • メディア: CD


フィル・スペクターがプロデュースしたパリス・シスターズです

コンプリート・フィル・スペクター・セッションズ

コンプリート・フィル・スペクター・セッションズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド
  • 発売日: 2007/04/11
  • メディア: CD


I Love How You Love Meを初めて歌った武道館公園のLIVE盤


バイ・バイ・カーニバル(紙ジャケット仕様)

バイ・バイ・カーニバル(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD


さあご一緒に~!
ilove.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

It Must Be Him

It Must Be Him
オリジナルは1967年発売
歌ったのはヴィッキ・カーという女性ボーカリスト
元々はギルバート???とかいう方の曲にモーリス・ビダランという方によりフランス語の歌詞だったそうで、マック・デビットにより英訳されたそうです。
当時アメリカでも大ヒットし、その後イギリスなどでもヒットしたようです。
1967年といえば、僕が生まれる1年前のことです。

この曲をPinkLadyは77年夏のコンサート(サマーファイア77)から取り入れていました。
モチロン当時は日本語の歌詞がつけられており、バックのテンポも歌いやすくポップな感じで歌ってました。
コンサート終盤での披露だったのです。
でも、その1年後、あの後楽園球場での7万人コンサートでミーちゃんがこの曲を英語詞のままソロで歌っています。
解散後のふたりと違い現役時代はミーちゃんがバラード、ケイちゃんがアップテンポの曲を歌っていました。

実はこの後楽園球場でのミーちゃんのIt Must Be Himはすごかった
今でもLIVE盤で聴くことは可能ですので一度聴いてみて欲しいと思います。
あの頃のミーちゃんの高音はすごいよ~奥さん!
脳天突き抜ける~あ~ってな感じですぞご主人!(←なにもの?笑)

とにかく凄いのです

彼しかいない!という感じで永遠の愛をこの曲は歌っています。
この曲の高音が後のアメリカでのヒットシングルKiss in the darkのミーちゃんのハ~ハ~ハ~~~!を取り入れた要因だったかも知れません。

当時、ピンク・レディーは歌が下手なんて言われてましたが、そんなの嘘です
今、聴いてもこれだけ歌えるアイドルはいませんから。
やはり体力勝負のピンク・レディーをやってただけに伊達じゃありませんよ~
では、ミーちゃんバージョンじっくり聴いてネ[exclamation][わーい(嬉しい顔)]
※ちなみにこの曲解散後の初LIVEでも歌っています。



It Must Be Him/For Once in My Life

It Must Be Him/For Once in My Life

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Collectables
  • 発売日: 2002/05/21
  • メディア: CD


このコンサートで初披露、この時は二人で歌いました。

サマーファイヤー’77(紙ジャケット仕様)

サマーファイヤー’77(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/26
  • メディア: CD


これがその熱唱を収めたLIVE

78 ジャンピング・サマー・カーニバル(紙ジャケット仕様)

78 ジャンピング・サマー・カーニバル(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: CD


解散後ショーの最後にこの曲を日本語詞で歌っています。

MIE LIVE[+2](紙ジャケット仕様)

MIE LIVE[+2](紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/10/24
  • メディア: CD


最後にもう一度

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。