Last Dance
Pink Ladyのコンサートでラストを飾った曲といえば、以前このブログに書いた「忘れたいのに(I Love How You Love Me)」がもっとも印象に残っているが、78年武道館公演では「忘れたいのに」に続き、この「LastDance」を歌う構成に代わり、79年以降、この曲がコンサートの最後を彩ることとなった。
Last Danceとはご存知当時のディスコ・クイーンと言われたドナ・サマー
彼女の曲は他に有名なHot StuffやMacarthurPark、Heaven KnowsもPink Ladyはカバーしているが、すべてアルバム「We Are Sexy」に収録されている。
ドナ・サマーのセクシーでパワフルなボーカルもまたPink Ladyが目指した世界であり、それがアルバムにレコーディングして収録したことを意味しています。
79年夏のコンサートBigFightで華麗に披露しています。
79年Pink LadyはアメリカでKiss in the darkをヒットさせていた頃なので特にその辺りの意図を感じずにはいられません。
さて、Last Danceは78年の映画「It's Friday」の主題歌としてビルボードの3位にチャート・インした曲。
それまでのドナ・サマーと違い初めてアメリカ人ライターポール・ジャバラを起用し、本格的なシンガーへと飛躍した曲として有名ですが、バラードの風の始まりからいきなり加速度的にディスコサウンドへと変わっていく曲構成は斬新でした。
この曲の8分間に及ぶ12インチ・バージョンも存在するようで、それは聴いたことはありませんが、僕としてはPink Ladyバージョンが圧倒的に好きです。
歌詞は日本語ですが、アレンジが特に大好き!
日本ならではの細かいストリングスがPink Ladyバージョンの特徴でとにかく長いアレンジです。(約6分)
前田憲男さんのアレンジです。
原曲のイメージを損なうことなく、Pink Lady風にうま~く料理しています。
さ、次回はもうひとつのラスト・ソングを取り上げてみようかな?
波乗りパイレーツの後、Last Danceです
オープニングにはドナ・サマーのあの曲が・・・
このアルバムにドナ・サマーのカバー曲収録しています。